友だち+プラス、8月22日(火)23時56分~でレディーガガ愛用の靴職人、舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんが出演します。レディーガガは米国のビルボードの常にトップを走り、その奇抜なファッションでダンスパフォーマンスを繰り広げる歌手として知らない人はいません。
そのレディー・ガガの注目スべきファッションの中でも、個性的なかかとのない靴を作る舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんにスポットをあててみたいと思います。舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんは2010年以来、レディーガガの靴の専属デザイナーになっています。
舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんのプロフィール
引用: http://front-row.jp/_ct/17062019
生年月日: 1985年6月14日(32歳)
出身: 日本・東京都
教育: 東京藝術大学卒業
著名な実績: ファッションデザイナー
公式サイト: http://noritakatatehana.com
引用: https://ja.wikipedia.org/舘鼻則孝
舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんはNORITAKA TATEHANA のクリエイティブデザイナーで、ヒールレスシューズは花魁が履く、下駄をイメージし、このヒールレスシューズをレディーガガの専属デザイナーがニコラ・フォルミケッティ一目惚れ、舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんは靴の専属デザイナーになりました。
実家は、歌舞伎町に銭湯「歌舞伎湯」を経営。その頃は住まいが鎌倉にあったため、鎌倉で育ちました。
東京藝術大学に入学し、最初は絵画や彫刻を学びますが、その後染織を専攻し、日本の古典的な染色方法の友禅染を学び、友禅染を使った下駄や着物などの制作に携わるようになります。
その後は、日本の伝統工芸士とのコラボで独特な作風を作り出す作品を創作し続けています。
舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんをこの世に知らしめたヒールレスシューズは、レディーガガが愛用し、今では、ニューヨークのメトロポリタン美術館に保存され、デザインやアート作品として、評価が高い作品となっています。
作品は世界有数の美術館んどに永久保存され、ロンドンのビクトリア&アルバート博物館などで保管されています。
舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんの作品とは
舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんが、大学時代から芸術の勉強を始めて、さまざまなアートの世界を見てきて、自分にとっての一番の自分らしさ=日本人としての自分を感じたのがきっかけで、「日本らしさ」と言う部分にアイデンティーを見つけ始めたのが彼の作品の始まりのだと感じます。
「日本らしさ」をアピールし、舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんが創造するデザインとミックスされることにより、世界の芸術として認めてもらうほどの、価値が生み出されたのだと思えますねぇ。
特に 舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんが専攻した友禅染の世界から、染の美しさや歌舞伎や花魁衣装に見るデザインの有用性は江戸・明治と言う時代にもっとも華やぎを見せ、舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんもその世界を追求せずにはいられなかったのでは?推察できまますね。
江戸のアヴァンギャルドと言えば、花魁ファッションが代表され、それを現代のコンテンポラリーと上手くコラボレーションしているのが舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんの作品と言っても過言ではないでしょう。
これからもさまざまなデザイン、そして国際的な日本の靴のデザイナーとして、草履を進化させたノーヒールシューズを世界に広めてほしいと思います。
靴の値段
舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんの靴はまだ、最初の頃、いわゆる無名時代にはおおよそ25万円ほどだったようです。
1つ1つが手作りで工芸品のような靴で人気は高まりました。
いわゆる需要と供給で、需要は高まる一方だったのですが供給が追いつかず、やはり限定品的な感じになり、年間20足ほどしか作ることができない靴は数ヶ月待ちの状態となり、いま現在は約120万円もするそうです。
世界中のセレブからオーダーが入るのですから、それぐらの値段も当然なのかもしれません。
変わったデザイン、花魁モチーフ、レディーガガなど、話題性の方が先行している舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんの靴ですが、日本の伝統工芸にこだわる舘鼻則孝(たてはなのりたか)さん、靴の制作もしっかり、伝統工芸のように精密にしっかりと価値を味わえる作りになっているそうです。
日本人として、岡本太郎さんのように世界から注目される芸術家は今は数多くありません。そん中、日本人のデザインの美しさ、ものづくりの巧妙さ、伝統を残す技術をこれからも世界中の人々に舘鼻則孝(たてはなのりたか)さんの作品を通して知って貰えると嬉ですねぇ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。