男子シンクロナイズド・スイミング、日本初!!佐藤陽太郎君、12歳が日本選手権出場


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佐藤陽太郎君、シンクロナイズドスイミングの日本選手権、初の男子出場

 

 

中学1年生の春。

 

初めての学生服生活にも慣れて来て、クラスにはぼちぼち仲良しのグループができはじめるそんな中、ようやく顔と名前が一致し出したクラスメートの一人が全国ニュースのトピックになったとしたら……それはもうちょっとした事件ですよ。

 

休み時間のたびに他のクラスの人が窓からのぞきに訪れ、移動で廊下を歩こうものなら知らない上級生にまで声をかけられる。

 

茨城県つくば市の谷田部中学校に、この春入学した佐藤陽太郎君(12)は、今まさにそんな状態なのではないでしょうか。

 

佐藤陽太郎君(茨城・ジョイフルアスレチッククラブ)が大きな話題を呼んだのは、先日行われたシンクロナイズドスイミングの日本選手権においてです。

 

 

引用元 佐藤陽太郎 (@Yotarosato) | Twitter 公式 

 

競技人口のほとんどを女子が占めるシンクロの世界で、男子選手が日本選手権に出場するのは60回の歴史のなかで初めての快挙。

 

そもそも、男子も参加できることができるとは、世間の人も知らなかったのではないでしょうか?

 

なんと、8人の美しい女性のチームメイトに囲まれて、演技を行った彼のコメントは「明るい曲なので、笑顔で泳ぎきろうと思った」とスマイルたっぷりに答え、演技も女性に引けを取らぬ、可愛らしいお魚さんのようでした。

 

引用元 朝日デジタル http://www.asahi.com/

 

 

シンクロ界にどんな変化が起こっているのか?

 

 

なぜ、シンクロの公式競技会に男子選手が参加するようになったのでしょうか?さぐってみたいと思います。

 

男子の参加は2016年度からだそうで、佐藤陽太郎君はまだ12歳ですが、シンクロ歴は7年になります。

 

佐藤陽太郎君以外にも、数は少ないですがシンクロ男子は存在しています。みなさん何年も前から演技をやっているようです。

 

日本国内における公式競技会への男子の参加は、2年前までは認められていなかったので、シンクロの世界で子供の時から練習を重ねている人達は「健康のため」とか「水泳教室からアクロバット的な水泳へ」と、なにかしら理由があるのかもしれません。

 

2015年に「世界水泳選手権」において混合デュエットという種目が新たに加わったことにより、日本水泳連盟も男子選手の育成を強化する目的で、2016年度からはすべての公式競技会に男子の参加を認めたのです。

 

その第一号が佐藤陽太郎君というわけなんですね。

 

日本選手権での佐藤陽太郎君の発言でも、

 

 

佐藤は「男子選手は少ないけれど、大会に出るうちに徐々に違和感がなくなってきた。もっと男子選手が増えてほしい」と話した。

引用元: 朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/

 

 

自分が頑張ってきたからこそ、シンクロ男子を牽引する発言です!!!応援したくなりますね。

 

 

世界のシンクロナイズドスイミングに於ける日本選手

 

 

日本国内での動きはここ2、3年のことなんですが、男子シンクロの世界大会というものがあって、詳しい情報はわかりませんが2009年時点で三回目の大会がミラノであったようなので、初めて開催されたのは少なくとも今から10年は前ということになります。

 

そんな前からシンクロ男子の勢いは徐々に強くなって、今、若い競技者をむかえて注目は増すばかりです。

 

ちなみに「メンズカップ」というその大会で、2009年と2011年の2大会連続で優勝しているのはなんと日本人の安部篤史選手だそうです。

 

こちらの選手は2015年の世界選手権の、シンクロ界初の男子の日本代表選手として話題になりました。

 

佐藤陽太郎君の目標もこの安部選手なんだそうです。

 

 

オリンピックで男子シンクロが正式種目に!?

 

 

日本水泳連盟が男子に門戸を開くのには、もう一つ、「世界水泳連盟」がオリンピックの正式種目に男子が参加できる「混合デュエット」を推しているという話があるのです。

 

もしオリンピック種目になれば競技人口は爆発的に増えます。

 

フィギアスケートに男子選手がいるように、シンクロ選手に男子選手がいることが普通になる時代はもうすぐなのかもしれません。

 

その頃に佐藤陽太郎君がどんな選手になっているのか、今から楽しみです。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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