岩野響(ひびき)さん自家製焙煎コーヒ豆のホライズンラボの場所?アスペルガー症候群とは?


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7月28日の金スマで発達障害、アスペルガー症候群の15歳の少年が自家製焙煎のコーヒー豆を販売するお店に5月は7日間で県内外から1000人以上のお客さんが訪れると言う盛況ぶり。その人気ぶりでにわかに話題になっています。この日は60袋のコーヒーが全部完売。店主は岩野響(いわの ひびき)さん。

 

 

小学3年生で発達障害、アスペルガー症候群と診断され、様々な苦労を本人と両親は乗り越えてきた。ご両親はある時から岩野響(いわの ひびき)さんが普通の子供よりも嗅覚と味覚がすぐれている事に気づき、その個性を伸ばしながら成長を見守ってきました。

 

 

岩野響(いわの ひびき)さんが自分の珈琲豆のお店をオープンするまでの物語と発達障害の中でもアスペルガー症候群と言う病気についてもっと理解を深めてゆきたいと思います。

 

 

アスペルガー症候群とは?

 

 

アスペルガー症候群はハンス・アスペルガーというオーストリアの小児科医の名前にちなんでつけられた診断名です。ハンス・アスペルガー(以下アスペルガー)は1944年に「小児期の自閉的精神病質」というタイトルで4例の子どもについての論文を発表しました。

アスペルガー症候群は自閉症の一つのタイプです。アスペルガー症候群の子どもや大人は、(1) 他の人との社会的関係をもつこと、(2) コミュニケーションをすること、(3) 想像力と創造性の3分野に障害を持つことで診断されます。

 (1) の社会的関係をもつことというのは他の人と一緒にいるときに、どのように振る舞うべきかということです。(2) のコミュニケーションとは自分の思っていることをどう相手に伝えるか、そして相手の言いたいことをどう理解するかということです。最後の (3)想像力と創造性の問題とはふり遊びや、見立て遊び、こだわりと関係します。

引用: 東京都自閉症協会 http://www.autism.jp/knowledge/whatisas/web-j.html

 

岩野響(いわの ひびき)さんのプロフィール

 

引用: garow.me #15歳の焙煎士 – Instagram https://www.garow.me/tags/15歳の焙煎士

 

名前: 岩野響(いわのひびき)

正年月日: 2017年7月現在15歳

出身: 馬県桐生市

趣味: 盆栽

両親の名前: (母)岩野久美子、(父)岩野開人(はるひと)(Ripple洋品店経営)

 

 

岩野響(いわの ひびき)さんは、桐生生まれで桐生育ちのご両親、父親、岩野開人(はるひと)さんと母親、岩野久美子さんとの間に生まれ、小学3年生の時にアスペルガー症候群と診断されました。

 

 

物との距離感をつかむ事ができない症状に見舞われ、黒板に書かれた字をノートへ書き写したりすることが極めて困難だったそうです。ノートに書いてある2,3の文字を他の場所に書き写すだけで5,6時間かかった、と岩野響き君の母の久美子さんはTVの番組で語っていました。

 

中学に入ると、お友達の名前が覚えられなかったりなど、岩野響(いわの ひびき)さんが発達障害の病気を持っているとは知らないお友達に冷たくされたりなど人間関係のコミュニケーションで困難に直面したり、授業について行くのも困難となり、身体への症状も深刻化していったそうです。

 

このままでは岩野響(いわの ひびき)さんの心が潰れてしまう・・・・と心配したお母さんである岩野久美子さんは学校へ行く選択を止めて、家の食事を作ったり、家事を手伝わせたり、

 

「小さなことでもいいから『できる』を実感し、自信をつけさせてやりたかった」

 

と母親の岩野久美子さんは心から思ったそうです。

 

発達障害を持つ子供達は何かしら、他の子供よりも超越した能力を持っている子が多いと言われていますが、岩野響(いわの ひびき)さんも、その一人、とても嗅覚が優れていました。

 

母親の岩野久美子さんは気づいていたのです。岩野響(いわの ひびき)さんが、とても幼いころから食べ物の調味料の違いにとても敏感で鋭い味覚と嗅覚を持っていることに・・・・・。

 

そして、家の手伝いをするうちに岩野響(いわの ひびき)さんがコーヒーにとても興味を持ち始めました。

 

 

コーヒー豆の種類や煎り方、そして、いれ方で繊細に変化するコーヒーの味や香りにとても惹かれている自分の息子、岩野響(いわの ひびき)さんのその優れた特性を彼の個性として延ばしてあげたいと母親の岩野久美子さんは思ったそうです。

 

 

それから、岩野響(いわの ひびき)さんのコーヒージャーニー(研究)は始まったようです。独学で図書館で本を読みあさり、お母さんの岩野久美子さんのお友達からコーヒーの焙煎機を貰ったことをきっかけに焙煎も学んだようです。

 

 

母親のの岩野久美子さんは岩野響(いわの ひびき)さんを100軒以上の珈琲店に連れて歩き、「彼しかできない事」を一緒に実践し見守ったんですね。

 

 


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そして、コーヒーのスペシャルティ、焙煎方法はプロからきちっと習うまでに岩野響(いわの ひびき)さんはコーヒーに魅了されていきました。

 

岩野響(いわの ひびき)さんが焙煎を習ったお店は以下です。

栃木県、桐生のコーヒー専門店「伊東屋珈琲」では”浅煎り焙煎”を教わったそうです。

そして、もう一軒は、東京の南青山で2013年まであった「大坊珈琲店」で大坊勝次さんから”深煎り焙煎”を教えて貰ったそうです。

 

朝の7時から焙煎をしている岩野響きさん
引用: garow.me #15歳の焙煎士 – Instagram https://www.garow.me/tags/15歳の焙煎士

 

 

高校へ進学するかどうかの迷いが消えたのは中学3年生の時に家族で行ったタイ旅行で水平線を見た時に、「世界ってこんなに広大なんだ。他の人と違う生き方もいいのかな」と思い、岩野響(いわの ひびき)さんの心に自立が芽生えたのです。

 

それから、父親の岩野開人さんと自宅を二人で改装、ペンキを塗ったり、カウンターを作ったり、手作りのお店を二人で作り上げました。

 

お店の名前は「HORIZON LABO」ホライゾン・ラボ、名前の由来はタイで見た水平線=ホライゾン、そして、ラボは、「ぼくにしかできないことを見つける」ことを目標として、自分探しの研究室=ラボとでも意味するのでしょうか?それがこのお店の名前となったそうです。

 

 

「HORIZON LABO」ホライゾン・ラボでは、岩野響(いわの ひびき)さんが選んだ豆を、自分で焙煎して販売しています。お店に並べる直前に焙煎に20時間もの時間をかけて自分の手で焙煎していました。

 

 

そんな岩野響(いわの ひびき)さん、母親の久美子さんは、発達障害の子は1つを覚えるとそれに集中してしまう利点が仇になってしまう事もあるという。

 

それは、洗濯などを教えた場合、習慣になってしまうと洗濯を每日ちゃんとするのですが、雪でも洗濯をしてしまい、可哀想と思い、注意をすると本人は傷ついてしまったり・・・・となかなか、難しい場面もあることが母親としても心が痛い様子で語っていました。

 

しかし、家の家事から少しづつ、自我に目覚め、それを自立にそだてた「ぼくができることから/ぼくにしかできないことへ」素敵な少年の自分発見のお店に一度、コーヒーを買いに出向いてみては如何でしょうか?

 

15歳の少年が焙煎してくれる究極のコーヒーは何か不思議なパワーを持っているに違いないと思います。

 

 

アスペルガー症候群 15歳コーヒー豆店長の仕事 桐谷美玲 ゆかの気まぐれ動画 まめの by YouTube 

 

ホライズンラボコーヒー(岩野響)の場所

 

ホライズン・ラボ基本情報

 

お店の外観

 

店内

 

開業日: 2017年4月1日

住所: 〒376-0043 群馬県桐生市小曾根町4-45

ホライズンラボは、岩野響さんの両親が経営する洋服制作・販売のお店「リップル」洋品店の中に併設。

電話: 090ー6525ー0768( 問い合わせ先は母親の久美子さん)

営業時間: 毎月1日から7日の一週間(祝祭日も開放)のみ。 AM11:00~PM7:00

販売方法: 通販などは行っていないそうです。数に限定数があります。

地図

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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