日本を代表するトップアスリート、羽生結弦、宇野昌磨、宮原知子選手らがこぞってオーダーをする衣装デザナー、伊藤聡美さん。衣装デザイナーとしては注目の存在です。
先日も羽生結弦選手のSEIMEIの衣装をミーシャ・ジーがコピー?それとも借りてきたの?と話題になっていましたが、あの噂の衣装も伊藤聡美さんが手がけた衣装です。
フィギュアスケートの華やかな世界には必ずと行って注目を浴びる選手の衣装。スケートリンクに立つ選手を一層引き立てるのが衣装の持つ力ともいえると思います。
その衣装のデザインをトップアスリートから受けている伊藤聡美を見てゆきたいと思います。
それで伊藤聡美(衣装デザイナー)さんのプロフィールから
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目 次
伊藤聡美(衣装デザイナー)さんのプロフィール
引用:https://search.yahoo.co.jp/image
服飾専門学校のエスモードジャポンに卒業2008年神戸ファッションコンテストで特選を受賞
英ノッティンガム芸術大学へ留学
帰国後、チャコット社でフィギュアスケート衣装に携わるようになり2015年に独立。
伊藤聡美(衣装デザイナー)の卒業大学
伊藤聡美さんは、日本の高校を卒業後、服飾専門学校のエスモードジャポンに入学、卒業。
2008年に神戸のファッションコンテストで受賞。デザイナーとして、学校を卒業も順調に経験を積まれていったようですね。
その後、英国のノッティンガム芸術大学へ留学。こちらでも服飾関係を専攻したようです。
伊藤聡美(衣装デザイナー)がフィギュアスケートの衣装をデザインするようになった理由は?
伊藤聡美さんが英国へ留学した先のノッティンガム芸術大学で勉強していた頃、伊藤聡美さんにとって言葉の壁が大きくのしかかり、卒業制作のコレクションが評価されなかったそうです。
恐らく、海外の学校でデザインや建築などの制作系の専攻の場合は、自分の制作物に対してのプレゼンテーションやアピール性などが重視されます。
多くの人の前で説明することで評価が採決されることになるので、そういった点で、ネイティブのイギリス人と同等もしくはそれ以上の英語の語学力が求められたのかもしれません。
デザインがパーフェクトであっても、アジア人である以上、外国人の前でのプレゼンテーションをしたり、英語の発音がうまく出来ず、表現力の面で萎縮してしまったり、様々なプレッシャーを感じざる負えない部分はたくさんあったかと思います。。
そして、海外生活をしていて、もっとも心配な、経済的不安が伊藤聡美さんを襲います。
そんな時期に伊藤聡美さんは、前々から好きだった浅田真央選手のフィギュアスケートの演技を何度も何度もインターネットで見て、フィギュアスケートの世界が好きでたまらない自分に気づくようになったようです。
そして、それがキッカケで、フィギュアスケートの衣装をやってみたい!と言う気持ちが芽生えたようですね。
その後帰国してからは、バレエやダンス衣装で有名なブランド、「チャコット」に就職します。
その頃の「チャコット」はフィギュアスケートの部門などなかったため、縫製面や素材面で共通のデザイン技法を使う社交ダンス部門で働くようになりました。
「チャコット」と言えば、バレエ衣装の老舗と言ったイメージ。衣装といえども舞台美術と同じ要素を持っていますよね。
伊藤聡美さんはさまざまな美術館や海外の美しい芸術に刺激されて、衣装に投影していると語っています。
伊藤聡美(衣装デザイナー)のデザインしたフィギュアスケートの選手も調査!
伊藤聡美さんが、手がけた衣装デザインには、
2014年 ソチ冬季五輪5位入賞の町田樹(たつき)選手。
2015年 羽生結弦選手の衣装。
2017年 世界ジュニア選手権 本田真凜(まりん)選手。
その他、宮原知子選手、宇野昌磨選手の衣装も伊藤聡美さんが手がけて有名です。
伊藤聡美(衣装デザイナー)の卒業大学と年収は?
伊藤聡美さんの年収については、明らかにされていませんが、伊藤聡美さんが卒業した服飾の専門学校と同じようなバンタンデザインスクールで衣装デザイナーの年収が掲載されていましたので、参考にしてみました。
いわゆる、一般的な衣装デザイナーのキャリアパースと年収とのことです。
キャリアステップと年収イメージ
3~5年目:衣装デザイナー
実際にデザインします。台本を読み解き、自分のイメージを形にする能力が必要です。また、他のメンバーとの折り合いも大切です。柔軟性が問われます。この時、自分の得意分野に特化するか、総合的に衣装デザインをするか、選択します。
年収イメージ : 年収イメージ:300万~400万円
6~10年目:衣装デザイナー
メンバーの中で、一番責任のある立場に任されます。自分でイメージしデザイン、制作することはもちろん必須です。また、メンバーをまとめる際対人スキルが必要です。
年収イメージ : 年収イメージ500万~800万円
11年目以降:衣装デザイナー(チーフ、フリーランス)
チーフ、もしくは独立したデザイナーとなる。すべて仕切ることとなるので、責任が問われます。また、アシスタントの教育も必要です。
年収イメージ : 年収イメージ1000万円以上
伊藤聡美さんの場合、衣装の制作をする時に、自分の頭の中でストーリーが出来、明確なイメージを選手の個性やスケーティングの曲のテーマに融合させることができるようです。
そして、デザインに集中することで、他の制作については、専門者に支持を与えるなどのマネージメントの立場でもあるわけですね。
日本のトップアスリートからのオーダーと言うだけでも希少性は高く、年収はすでに1000万円超えているのでは?と思います。
ただ、とても芸術性の高ものを作る自分の夢を持っている伊藤聡美さんなので、お金と関係無い部分で、いわゆる自己表現=衣装製作として、仕事を捉えていたら、年収は1000万までは行っていないかもしれません。
しかしながら、その場合でも500万~800万ぐらいは大変責任の思い仕事に値する金額ではないか?と想像します。
いかがでしたでしょうか?華やかな舞台を飾る衣装デザイナー、誰にでもできる仕事ではありませんが、日本を代表する衣装デザイナーとして、注目の伊藤聡美さんのストーリーでした!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!