水曜ドラマ「母になる」が6月14日で終了してしまいましたね。とうとう、来週で最終回 <10話>です。これまでのあらすじと最終回ネタバレ、感想をご紹介します。
「母になる」9話までのあらすじ
東京を離れる決意をした麻子(小池栄子)に対し、広(道枝駿佑)はしっかりとした口調で
立派に感謝と別れを伝えます。
その後、広は「お母さんって2人いちゃいけないのかな?」と本音をポロリ……。
そんな広の考えとは別に、母親という立場の奪い合いでぶつかり合ってきた結衣(沢尻エリカ)と麻子。
果たして、今後の結衣と麻子の関係は?そして広の言うように“母親というものは必ずしも1人じゃなきゃいけないものなのか?” “母って何なんだ?”と思う最終回。
ドラマ「母になる」最終回のラストまでのあらすじやネタバレ、感想をまとめてみました。
ドラマ「母になる」これまでの大まかなあらすじ
広がまだ3歳という幼い頃、誘拐されてしまい、誘拐先でたまたま麻子が広を発見し、そのまま警察に届けることなく広の母親として育てていくことに。
2人は他所と変わらないごく普通の生活を送っていましたが、麻子の傷害事件を起こしたことがキッカケで服役することになり、広を施設に預けることになります。
そんな壮絶な幼少期を過ごしてきた広でしたが、本当の母親と父親の元へ戻ることに。
とは言っても、この時点での広にとっての“母親”とは麻子以外は考えられないので、急に実の家族である柏崎家で生活が始まり、広にしてみれば、他の他人が想像をする以上の我慢をどこかでしていたり、無理な演技をして複雑な心境だったと思います。
それからの広はというと、大人たちが思っている以上にしっかりとし、立派に成長してゆくのでした。
そんな時に出会った桃(清原果耶)に言われた一言、広にとって大きなきっかけとなり、広自身の過去(幼少期)の受け止め方や考え方が変わり始め、自分のこれまでできなかった自分自身への壁を克服することができるようになりました。
一方、家族ぐるみで関係の深い西川莉沙子(板谷由夏)に、夢だったワールドツアーの仕事が飛び込んきた。
この仕事を受けるということは、半年間自宅を不在にしなくちゃいけないということ…で、夫の太治(浅野和之)に許可をもらうが、娘の繭(藤澤遥)の失恋が重なり、そのことに母として気づいてあげれなかった自分を深く責めた。そのために莉沙子はせっかくの夢であった“ワールドツアー”の仕事を断ってしまう。
麻子はというと、新しい働き先が決まり東京を離れ、ついに結衣は広の唯一無二の母親になれたのでした。
しかし、東京を離れていった麻子への気持ちに結衣はモヤモヤした気持ちを拭えないままに。。。。。
果たして、結衣と麻子の関係はこれっきり?!結衣の決断は?!真の家族とは?
ドラマ「母になる」 最終回<10話>のネタバレとあらすじ!結末
※ここからは、「母になる」最終回の結末のまとめです。
ママ友である莉沙子が、いまだ夫と娘にワールドツアーを断ったことを話せず、HPを見て莉沙子がワールドツアーを外されたんじゃないかと察し、娘の繭が父・太治に「私、行ってくる!」と行き先を告げないまま出てゆき、たまたま、そこに居合わせていた、広は驚きを隠せなかった。
繭は莉沙子がワールドツアーに参加できるように莉沙子上司にお願いをしにいくが、既に代わりの人が決まっていていたのだった。
広が自宅に帰ると莉沙子がいて、夫の太治から電話で「繭がどこかへ行ってくると」と言って出て行ったきり帰って来てないことを知らされます。
広はもしかして?とさっき繭が見ていたスマホのHPを見せ、莉沙子と結衣と広の三人がそこへ駆けつけたのです。
莉沙子の職場にいた繭が莉沙子に「私、我慢するから、ママはママの自分の好きな仕事をしいいんだよ!」という繭。結衣に席を外すよう促された広は繭に一言。「あのさ、強がんなよ!」
二人が席を外した瞬間、繭は我慢していた涙が一気に流れ出し、そんな繭を莉沙子は抱き寄せ、繭は莉沙子の胸に顔を埋め泣きじゃくったのです。
帰宅して、夫・太治に一度放棄した母親業を再会すると伝え、「ダメな母親でも私でいい。って繭が言ってくれたの。」
繭は母親業が莉沙子から父・太治に交代したことが嫌だったと本音を話し、お風呂へと向かっていった。
それから広が想いを寄せていた女子高生の桃。大学生の彼氏がいることを知り、広の気分は一気に急降下。そしてそのショックから、マラソン大会の応援は「絶対来るな!来たら出ない!」
と言い出し再び柏崎家の家族会議が開かれることに・・・
そこに参加した莉沙子の提案で、自由参加のマラソン大会だから応援にくる家族なんて、ほとんどいないしよくある思春期だから、誰も応援しにいかないことに決定した。
マラソン大会当日、結衣が用意してくれたマラソンシューズの中敷の『ガンバレ』の文字を見て微笑む広。それをみた同級生が広をからかってきた。
そして誰も応援に来ていないスタート地点から広はスタートをする。
一方結衣は家にいても落ち着かず、ゴール地点にいく事に。
その同じ頃、東京を離れた麻子だったが、新しい職場内で麻子の過去を知った職員から一緒に働きたくない。という声があり、辞めざる終えなくなり職場を去る。
そして結衣から受け取ったマラソン大会のお知らせの用紙を持って、麻子もゴール地点へきていた。
茂みからこっそり見ている麻子と、大きな声で応援する結衣。
広は自分をからかった同級生が怪我をしたため広は見捨てれず肩を貸しながら走り、最後のゴールは同級生を先にゴールさせた。
広は来るなといったのに来た結衣の元へ行き、仲睦まじい二人の姿を見た麻子が広と結衣のもとへ近寄り、少し話して広は教室へと戻っていった。
帰り道麻子は、「私、結衣さんに会いにきたんです。マラソン大会のお知らせ送ってくれた結衣さんですよね?」と言われ、結衣は決して麻子を許したわけじゃない。
と言うが結衣は、「この先誰かを憎しみながら子育てするのは楽しくないから。」「いつか自分が麻子さんを許さなければいけない」など話す。
「私はまだ母になる途中なんです。」「あなたを許せる時がきたら、広を連れてあなたに会いに
行きます」と告げ帰ろうとする…
結衣は、1つだけ麻子にお礼を言うとしたら、「ありがとう。あの子を育ててくれて。ありがとう。」
この9年間がなければ、なんでもない日常がどんなに幸せなものなのか気づけなかった。と話すと
麻子は涙を流しうなずくのであった。
その夜、陽一はとっておいた婚姻届を出すことにした。
一方広は、施設の先輩である今緯(望月歩)と木野さん(中島裕翔)の小学時代の友人かっちゃん
のお墓参りに同行。
木野さんが過去にかっちゃんからもらったジュース代110円を、前に進むため今使おうと提案。
そして3人ならんでジュースを飲みながら、広は「自分を誘拐して先に死んだ犯人に復習する」、
今緯は「自分を捨てた母親に復習する」と木野さんに宣言。
それってどういう意味?と木野さんが尋ねると、二人揃って笑顔で「誰よりも幸せになること」、
「そう!それが俺達の復習!」と話す。
ある日結衣が居間に居る広と陽一に向かって、キッチンから「母親に卒業は無いが、家族には卒業がある」と話しかける。
子供が自立して家を出て行くときが家族の卒業。なんだと莉沙子が言っていたと話すが、
返事や反応の無い二人。結衣は居間を覗きに行くと、同じ格好で二人並んで寝ていたのだ。
そんな二人を見て、なにもない平凡な日常が幸せなんだとかみ締め、微笑むのだった。
ドラマ「母になる」 感想
ついに「母になる」が終わっちゃいましたね。これを書きながらまた泣いてしまいました…笑
このドラマを通して色んな感情が突き刺さり、刺激を与えてくれました。
母親について、もし、私が結衣だったら…、もし、麻子の立場だったら…なん自分を置き換えて考えると、それぞれに、気づけなかった気持ちなどに気づくことができるのではないでしょうか?
毎週毎週、最終話に近づくにつれ結末が気になってましたが、やはりドラマというのは
最後の最後で自分の予想とは違った形で終わっちゃうものなんですね!
このドラマについて調べてみると「母になる」は原作がなく、完全オリジナルストーリー
だそうです。
ということは誰も結末なんて分からなかったってことですね。
原作があると、原作に左右されてオチが予想しやすいことってありますが、今回このドラマは、私にとってドラマの流れを楽しむ。
それに加え、母親の視点で沢山の“母について”を学ぶことができたんじゃないかなと思っています。
母になるって様々な方法、形があるんだと思います♪
最後に安室奈美恵さんの「Just You and I」でふりかえって・・・・・
みなさんは如何でしたでしょうか?
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。